高配当投資

JTに投資をしていきたい理由。高配当利回りで15期連続増配中

高配当投資の投資候補として有力なJT。

配当利回りがよく、ほとんどの高配当投資家が保有しているといっても過言ではありません。

私もJTの株を保有しており、先日、配当金の支払いがありました。

やはり配当金が実際にもらえると嬉しいですし、投資のモチベーションにもなります

ですが、一方で株価下落が不安視され、実際に株価は右肩下がりとなっています。

  • JTがなぜ高配当投資で人気なのか?
  • 株価下落が止まらないJTに投資をしていくべきか?

今回は高配当銘柄として名高いJTについて書いていきます

配当投資でJTが人気な理由とは?

 

高配当投資を行っている方なら、半分以上の方が保有しているのではないかと思うJT

その魅力はいくつかあります。

  • 配当利回り5~7%という配当の魅力
  • 15期連続増配という安定性
  • JT=タバコという知名度
  • 大株主が財務省
  • 株主優待がもらえる
Yahooファイナンス

最近の株価は右肩下がりで、2200円台まで落ち込んでいます (2019年8月6日)

たばこ市場の成長率の低さや、たばこに対する風当たりからなかなか株価が上がりません

そのため、キャピタルゲインを狙う投資では魅力が感じられない銘柄です

ですが、配当利回りの良さや日本のたばこ市場でトップシェアであるなど、魅力的な面もあります

JTは長期投資家向けの経営方針

JTの方針は中長期的な事業拡大株主に対する還元を重視していくものです

中⻑期に亘る持続的な利益成⻑に繋がる事業投資を最優先  事業投資による利益成⻑と株主還元のバランスを重視 引用元:JT

長期的視点で事業を拡大していき、株主還元も重要視していくことは、長期投資家にとっては魅力的な経営方針です

そのため、この方針が維持される限り、高配当投資として10年、20年という期間で投資していく価値があります

JTは安定して配当金をを出してくれる

引用元:JT

高配当投資で避けていきたいのは減配のリスクです

優良企業でも、減配してしまっては利回りが下がり、高配当投資の優位性が失われてしまいます

一方、JTは株主還元を重要視しているという言葉通り、どんどん増配しています

過去の配当金を比較してみると、4年間で1.5倍にも増配しています

ここ最近の株価下落にも関わらず、2019年度の配当予想は一株当たり154円となっています。

増配率は下がりますが、配当を増やしている為、今後の減配リスクも低いのではないかと思います

海外たばこ事業が拡大中のJT

参考:JT

JTは日本のメーカーですが、実は国内よりも海外での売り上げが大きい企業です

国内では、たばこに対する風当たりが強く、たばこ産業の衰退化が懸念されています

しかし、一方でJTは海外たばこメーカーを買収することで海外事業での収益を上げています

この後にも書いていますが、M&Aによって世界各国のたばこ市場で存在感を増してきています。

そして、タバコ以外にも実は医薬品や食品関係の事業も行っています

JTの株主優待ではたばこではなく、保有株数に応じた加工食品がもらえるので嬉しいですね

M&AによってJTは世界第3位のたばこメーカーに


引用元:JT

海外企業を吸収・合併することによって世界のたばこ産業でも存在感を増しています

昨年の3月にロシア4位のたばこメーカー『ドンスコイ・タバック』を買収。

これにより、ロシアのたばこ市場で33%のシェアを占めて、トップなっています

引用元:JT

さらに、日本やロシア以外の世界各国のたばこ市場でも高いシェアを維持しています

特に、イギリスと台湾では40%以上を占めているというのは驚きです

JTの筆頭株主は財務省。配当は約100億円!?

JTの筆頭株主は財務省の代表である財務大臣です

これは、日本たばこ産業株式会社法により財務大臣が三分の一を保有することが決められています

その保有株数はなんと6億6600百万株! !

一株当たりの配当が150円なので、配当金は単純計算で99億9千万円(税抜)

凄いですね(笑)

国からすると、たばこ税と配当金で莫大な税収が得られるJTは金のなる木です

今後、配当目的でJTに投資をしていく時の注意点

配当利回り5~7%という配当の魅力や15期連続増配という安定性から高配当投資家に人気のJTですが、もちろん懸念材料もいくつかあります。

長期で配当の恩恵を受けていくためには、不安要素も理解しておかなくてはいけません。

高配当銘柄であるJTに偏ってしまう危険性

JTは高配当&安定した企業というイメージが強く、人気の投資先になっています。

ですが、この配当利回りの良さから、買い増しをしたくなります。

その結果、ポートフォリオがたばこ株で偏ってしまう方も多いようで、バランスが取れなくなる

ここ最近JTのは株価が下がっていく一方で、増配を繰り返しているので配当利回りが5~7%という驚異的な数字になっています。

この数字から投資をしたくなる方も多いと思いますが、JTの買い増しによってポートフォリオが偏っていないか確認をする必要があります。

また、株価下落がどこまで進み、今後の業績にどのような影響を及ぼすのかも注意しなくてはいけないと思います。

たばこ市場に対する懸念も

たばこ市場は世界的に広がっており、今すぐに潰れるリスクはまずないと思いますが、健康に害があるという製品の特長から、風当たりが悪いものであることも事実です。

特に日本では、たばこに対する風当たりが強く、増税や規制によるリスクがあります。

最近では電子タバコや加熱式タバコの普及により大きな変化が見られていますが、たばこに対して否定的な人も一定数いる以上、避けては通れない問題になります。

また、JTは様々な訴訟問題を抱えており、最近ではカナダの子会社が「たばこ製品の健康へのリスクについて十分な情報を提供せずに販売した」などとして、損害賠償などを求められ、約20億カナダドル(約1672億円)の支払うよう命じる判決が下されました。

このように、たばこ市場に対する懸念が強くあるので慎重に投資をしていかなくてはいけません。

ESG投資が広まり、JTの株価に影響を与える危険性

近年話題となっている投資法としてESG投資があります

ESG投資とは、環境・社会・ガバナンスといった財務情報では測れない部分を企業評価に取り入れようとする動きのことで、機関投資家の間で急速に拡大しています。

本来、投資先の企業の価値は業績や財務の情報などで判断していましたが、それだけでは企業経営の持続可能性を判断するには不十分ということで、ESG投資が取り入れられるようになっています。

  • E=環境(Environment)
  • S=社会(Social)
  • G=ガバナンス(Governance)

投資にESGの視点を組み入れることなどを原則として掲げる国連責任投資原則(PRI)に、日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も2015年に署名しています。

JTは主にたばこを取り扱っている会社なので、ESG投資からは除外されます。

もし、ESG投資が広まっていくとすると、JTの株価に影響を与えるのは間違いないのでこの点も注意しておきたいです。

まとめ 配当が魅力なJTは保有していきたい株

今回は日本を代表する高配当企業JTについて書いていきました。

市場に対する懸念もありますが、現段階では保有していきたいと考えています。

やはり、たばこ産業は寡占事業になってしまうため、利益の確保がしやすい分、その優位性が失われた時の判断力が求められます。

JTは日本市場に対して危機感を持ち、海外事業の展開を迅速に行ってきています。

これからも減配することなく、安定的に利益を維持していけそうなら保有している価値はあると思います。

  • たばこ市場の衰退感
  • 加熱式タバコの将来性
  • 海外事業の展開

JTの今後を見る際には、こういった点に注目していきたいで

ではまた!

 

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REN お金、アウトドア、資産運用、日本酒、猫が大好きな文系大学生。 株式投資、資産運用、副業、節約術などを発信。好きなことをして人生を楽しむ方法を日々考え中。 ⇒ twitterのフォローはこちらから